(群馬)高度実践看護学(がん看護)コースの特別講演を開催(2014/11/13)

2014年11月13日(木)に群馬大学において、高度実践看護学(がん看護)コース主催による特別講演が開催されました。

 

<講演会>

演 題:CNSの役割 調整の理論と実際

講 師:松原 康美 先生(北里大学病院 看護部 がん看護専門看護師)

 

<事例検討会>

・退院調整 -認知症の夫を抱える患者の希望を叶える在宅調整-

    事例提供者:角田 明美 先生(群馬大学医学部附属病院 がん看護専門看護師)

・業務調整 -与薬を安全に提供できるための業務調整-

  事例提供者:小和田 美由紀 先生(西群馬病院 がん看護専門看護師コース修了生)

詳細→ 1113ポスター

 

 専門看護師の6つの役割のうち、履修生・修了生からの看護展開が難しいという声が多い「調整」の講義を受けた。第1部では、講師の豊富な経験をもとに、CNSが行う調整の考え方、調整で求められることについて理解を深めた。全人的な視点を持って的確なフィジカルアセスメントを行い、まずは症状マネジメントを実施することが重要である。専門看護師自身の気づきから、問題の把握、問題の明確化、行動、プロセスの振り返りを行い、最後はプロセスをリフレクションし、実践的思考能力を発展させていくことを学んだ。

 第2部の事例検討会では、「認知症の夫を抱える患者の希望を叶える在宅調整」「与薬を安全に提供できるための業務調整」の事例を用いて討論を行った。退院調整については、患者や家族の希望を個々にじっくり聞き出すことで、本当の課題が見えてくることがあり、患者・家族に対し、具体的な提案や見通しを立てることは、安心感をもたらすことを再確認した。業務調整事例では、目標を明確に設定し、達成困難な場合には関係者を巻き込んで解決していくことも「調整」には必要であるという視点を共有した。両事例の討議を通して、専門看護師としての立ち位置を明確にし、調整のプロセスをリフレクションしていくことが重要であることを学んだ。

 

 <講演会の様子>

  

 <事例検討会の様子>